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2010年 03月 22日
戦後を代表する写真家、林忠彦の精神を受け継ぐ作品に贈る09年の林忠彦賞は、
小栗昌子さんの「トオヌップ」(冬青社)に決定しました。(3月4日発表) おめでとうございます~! 名古屋から岩手県遠野市に移り住んで11年。 ずっと遠野の自然や人々の暮らしを撮り続けている小栗さんには、 当サイトのインタビュー&ギャラリー(2009年6月)に登場してもらい、 その清々しいまでの「ぶれのなさ」が印象にのこっています。 そして、小栗さんは月刊『日本カメラ』1月号から連載ページをはじめました。 遠野のひっそりとした深山に暮らすお婆さんの物語「フサバンバの山」。 最新の4月号では、春の恵みに感謝するお婆さんの姿が静かに写しとられています。 いぶし銀のような小栗さんのモノクロ作品、やっぱりいいなあ、と思うのです。 追記 トオヌップは、遠野という地名の由来とされるアイヌ語で、湖のある丘や原野を意味する。
by daysphotopress
| 2010-03-22 23:14
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