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2010年 04月 18日
金曜からスタートした小栗昌子さんの第19回林忠彦賞 受賞記念写真展へ。会場には、遠野の人びとを捉えたポートレートと風景から構成された56点が美しいプリントとなって展示されていました。
今回、受賞作『トオヌップ』(冬青社)のすべての作品は、主催者が保存のために再制作し、林忠彦コレクションとして周南市美術博物館に永久保管されるそうです。「個人のプリントでは焼きムラなど限界もありますから、ありがたいですね」と目を細める小栗さん。 遠野に移住して10数年。道行く人、野良仕事をする人、炭焼きの職人、牛舎、台所、仏壇、神楽・・・。根気強く丹念に「見ること」を続けている小栗さんにとって、この土地の風土と人々との関わりほど、強く神聖に感じるところはないのかもしれません。もちろん相手あってのポートレートですから、信頼してもらうまで「お団子を手に足しげく通うことも」あるそうですが・・・。これからも応援しています~。 東京展は富士フイルムフォトサロンで4月22日(木)まで。この後、周南展(5/14~5/23)、東川展(11/26~12/12)と続きます。
by daysphotopress
| 2010-04-18 00:54
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